クレジットカードの現金化には違法性はあるの？

2021年10月5日

随分と一般的になってきたクレジットカードの現金化です。
ネット上には多くの業者が軒を並べています。
ちょっとお金が足りない時には、本当に便利ですね。

でもやはり気になるのが、この現金化というのものが違法ではないか、という点ですね。
これが心配で利用を見送っている人も、少なくないでしょう。
ではこの現金化が違法かどうか、見ていきましょう。

方法によっては違法になる危険性も

クレジットカードで買物をした場合も、現金で買い物した時と同じようにその場で品物が手に入ります。
すぐに使用するのも当然のことですね。
だって購入したのは自分だし、買ったんだからこれはもう自分のもの、と考えてしまうのは仕方ありません。
でも実は、カードで購入したばかりの品はまだ、自分の所有ではないのです。
カード会社が建て替えて支払ってくれたようなものですから、所有権はカード会社にあるんです。
早い話が、他人のものなんですね。
つまりカード会社への支払いが済むまでは、まだ自分のものと断言できないんです。
そして買取方式での現金化の場合、購入してすぐに買取をしてもらうというのは、他人の物を売ってしまうということになります。
下手すると、横領罪が適用されてしまうんです。

キャッシュバック方式での現金かなら

買取方式が危険だということはわかりましたが、もう1つの方法であるキャッシュバック方式はどうでしょう。
こちらは違法ではありません。
というのも、品物の購入は現金化業者からでそのキャッシュバックとして現金を受け取っているのですから、何も問題はないのです。
これ法律的にどうこう言ったら、世の中全てのキャッシュバックが法律に引っかかってしまうことになります。
今はどこでも取り入れているポイント制、あれもキャッシュバックの1つの方法です。
キャッシュバックが違法であったら、今の世の中のシステムが全部狂ってしまうってことですね。
なので利用する場合には、法律的に問題のないキャッシュバック方式を採用している業者に依頼してください。

自分でクレジットカード現金化するときの商品

クレジットカード現金化は業者を通してする方法と、自分でする方法があります。
自分でする方法ではどんな商品を選んだらよいのでしょうか。

自分でクレジットカード現金化するとき、カードで購入する商品の内容は重要です。
換金率が高く、需要がある商品でないと、高く売ることができません。
電子ギフト券は現金と同様の使い勝手ですし、ブランドものの商品や新幹線のチケットなどは昔からある換金率の高い商品になります。
ただ、同じ商品を何度も続けて購入すると、カード会社が換金目的の商品の購入を疑うため注意が必要です。
換金目的の商品の購入はカード会社の契約違反となります。